リフォームの勘所

雹が屋根に当たって傷ができたら、雨漏りする前にリフォームしましょう

雹が屋根に当たって傷ができたら日本では、たまに大きな雹が降ることがあります。雹とは直径5ミリ以上の氷の塊のことで、大きい雹は直径5センチ以上にもなります。この大きさの雹が空から落下すると、地上の到達速度が100キロ以上になり、大変な破壊力を持つのです。 人間の頭を直撃したら大怪我をさせるし、屋根に当たったら凹ませたり傷付けたりするでしょう。従来型の瓦屋根が雹の直撃によって割れてしまうことも珍しくありません。したがって、大きめの雹が降った後は、屋根の点検が必要です。

屋根を点検して傷が見つかったら、太陽光の紫外線により更なる劣化が進む前にリフォームしなければなりません。屋根の傷を放置すると、やがてひび割れて穴が空き、雨漏りの原因になります。 もし、1箇所だけ修復すべき場所が見つかったならば、その部分だけ補強すれば良いのですが、雹が1個だけ屋根に当たって傷を残すことはめったにないため、屋根全体のリフォームが必要になるでしょう。そもそも、雹がぶつからなくても、屋根はおよそ10年から15年の周期で塗装し、約20年から30年経過したら張り替えることが望ましいのです。

そこで、雹によって屋根が損壊された際も、前回のリフォームからある程度時間が経過していれば、屋根全体のリフォームを考えた方が良いかもしれません。屋根全体をリフォームする際は、まず屋根をルーフィングですっぽり覆い、雨漏りしないようカバーします。ルーフィングを留めるため釘打ちしますが、釘打ちで空いた穴を太陽熱で溶けたルーフィングが隙間を埋めるので、穴から雨漏りすることはないのです。 ルーフィングを定着させたら、その上へ衝撃に強いGL鋼板葺などを張り付ければ完成です。

屋根のリフォームはお金がかかるものの、省エネや耐震などの対策を講じる場合、助成金を活用できます。助成金は平均で10万円から20万円ほどですが、30万円くらいもらえる地域もあります。 ただし、税金の未納があったり、自治体が指定した業者以外のリフォーム会社に発注したりすると、助成金をもらえないので注意しましょう。