リフォームの勘所

生活保護の間はセルフリフォームで過ごす

生活保護の間はセルフリフォームで過ごす生活保護を受給している人は、自己資産を持つことができないので、基本的に家があったとしても賃貸でありリフォームをすることはできません。

では、生活保護の受給者は、リフォームができないのかというと、リフォームは可能です。 ただし、賃貸物件であることを理解すること、また、退去時には原状復帰することができる範囲のリフォームとなります。このようなリフォームの方法をセルフリフォームと言います。

セルフリフォームの代表的なものが、新しいものを取り付ける方法です。例えば、壁紙がぼろぼろになっていて見た目が良くないという場合、リフォームであれば、壁を壊して新しい壁に取り替えますが、この方法を取ってしまうとお金がかかるだけでなく原状復帰が難しくなります。 そこで壁の前にカーテンを掛ける、多少の色ハゲであれば自分でペンキを購入して塗るというやり方があります。特にカーテンであれば、着脱することが可能なものが多いので、原状復帰も簡単になります。古いものを壊して新しくするという考え方ではなく、古いものの前を覆って隠してしまうという考え方が良いです。

古いものの前を覆って隠してしまうという考え方が良いです 2つ目が、床などのワックスコーティングです。リフォームする目的には、清潔で明るい居住環境を作り上げたいと思うのではないでしょうか。そこで日常生活を送っていく中で数ヶ月経つと元に戻ってしまうような場所をリフォームする方法もあります。代表的な場所が床で、ワックスがけをするだけで床が輝き、部屋全体が明るくなります。しかも、ワックスは数ヶ月経つと自然に剥がれていき、なくなってしまいます。さらに、ワックスをかけることによって床を長持ちさせる効果があります。長持ちすれば、返却時に修理費名目で余分なお金を取られなくて済みます。

生活保護受給者は高級なものを購入することはできませんが、生活をしていく上で必要なものは購入できます。 リフォームする際に、ケースワーカーなどに目的を話し、了承を得られればリフォーム可能になる場合もあります。